手軽にできる筋トレ
手軽にできる筋トレの代表はウェイトトレーニングです。これは一般的にはバーベル、ダンベル、マシンまたは自重などを使い筋肉に負荷をかけることで体を鍛えるトレーニング方法で、本来の主な目的は筋力の増大や筋肉の増加量などで、最近では家庭でできる専用のトレーニングマシンもいろいろ登場し、各人の状態やダイエットなども含む目的に合わせた豊富なメニューも準備されています。
但しあくまでもトレーニングですから、一定の効果を得るためには必要条件があります。それは漸進性過負荷の原則や継続性の原則というもので、筋肉は特性上強い負荷をかけるとそれに適応しようとしますから、例えばある男性が現状10kgのダンベルを10回上げ下げできる場合、筋力トレーニングで15kgのダンベルを使用すると、筋肉はそれに対応するように変化していき、繰り返して筋トレをするうちに15kgでも10回上げ下げが可能になるのです。
ウェイトトレーニングは週に2~3回程度が一般的で、1回のトレーニングが終わったら必ず一定の回復期間を持つようにするのがルールです。とにかく早く効果をあげたいからと思ってオーバーペースで行うのは基本的にNGとなります。
運動~栄養補給~休養というローテーションを繰り返すことがウェイトトレーニングの基本であり、他の筋トレでもそれは例外ではありません。ちなみにダンベルがなくても筋トレは行えます。
身近な所では腕立て伏せやVスプレッドと呼ばれる仰向けで手足を曲げたり伸ばしたりする運動でもかなりの効果があります。まずは、軽いメニューからチャレンジしてみて、身体が慣れてきたら負荷を増やすようにしたらいいでしょう。